双子の母による綺麗事育児

子供嫌いが授かったのは一卵性の双子。子供めっちゃ可愛いやん!育児めっちゃ楽しいやん! な everyday everynight を弾き語っていく(弾きはしない)ブログ

夜泣きが辛い、何をしても泣いている理由とは

こんにちはすのこです(^^)/

昨夜は、夜泣きがありました。
いつもなら腕枕をしてトントンとしてあげると寝るのですがそうはいかず、
何をしても泣き狂っていたのは久々でした。

原因はよくわかりません。

夜はこうしてたまにありますが、日中はどうして泣いているのかわからない
といった泣き方はほとんどしなくなりました。

ですが、我が家の双子もどうして泣いているのかわからない
そんな時期ももちろんあったのです。

どうして泣きやまないのだろうと頭を抱えているお母さん。
少しだけ手を止めて、コーヒーでも飲みながら
ゆっくり読んでいただけたらと思います。

何をしても泣く時期

赤ちゃんが泣く原因は検索すると沢山でてきますよね。

お腹が空いている
オムツが不快
温度が高い、低い etc...

ですが、全部当てはまらないのに泣いていることなんて
多々あるのではないでしょうか?

双子が生後2ヶ月ぐらいの時期、
何をしてもずっと泣いている毎日が
1、2ヶ月程続きました。
出産した病院の看護師さんにお手上げだと電話をしたところ、
看護師さんが言うのです。

「そういう時期があるんだよね。何しても泣く時期があるの。
でも、もう少し大きくなったら収まってくるから。」

そう言われた時の絶望感ったらもう(:_;)

『そうじゃない!そうじゃない!
そういう時期はいつまで続くの!
どうしたら泣き止んでくれるの!
そんな言葉じゃなくて答えを教えれくれ!! 』

と、心の中で叫びながら大泣きしていました。

きっと、あのお母さんこのお母さん。
この何をしても泣く時期を経験しているお母さんは
少なくないはずです。

なぜ赤ちゃんは泣き続けるのか

何をしても泣き続ける我が子を抱っこしながら考えました。

どうしてこんなに泣いているのだろう?
こんなに泣いて何を訴えているのだろう?
こんなに泣くことに何の意味があるのだろう?

どんな育児書を読んでも、納得いくような
答えは書いていません。

自分なりに答えを見つけようと...

昔、母が話してくれた私の幼少期を思い出しました。
私も良く泣く子で、手がかかったそうです。
そうか、私もそうだったのかと。

そして、物心ついた時から今までの、
母との歩みを 思い返しました。

何でもお見通しの母

私の母は物心がついた時の記憶から、いつだって
私のことを全部わかっていました。

玄関先からのただいま
電話口からのもしもし

姿が見えなくても、表情が見えなくても、
悟られたくない感情を必死に隠していたとしても、

たったの一言だけで

母には全てお見通しだったのです。

どうしてこんなに母にはばれてしまうのだろうと。
もしかして母はエスパーなんじゃないかと(笑)

でも違うんですよね。

母はエスパーじゃない

今の私たちが泣き続ける我が子を抱き

『どうしたの?』
『何で泣いてるの?』

と思っているのと同じように、自分達の母も
そうやって育ててくれたのです。

私の記憶のない赤ちゃんの時から、

表情 しぐさ 泣き方 そして 

見えるもの、見えない心まで色んなことを
一生懸命探ってきたのです。

今の私達と同じようにです。

だから。今。

何も話さなくても、私が今どういった感情なのか
わかってしまうんだと、
わかってくれるんだと思います。

泣く時期は大事な時期

毎日毎日、昼夜問わず泣き声を聞いて気が滅入る日も
沢山沢山あると思います。

でも、この今の毎日がこれからの親子の形を作る
大事な時期なんだと思います。

『どうしてたの?』
『何を考えているの?

そうやって我が子の心を一生懸命覗いて、
感じて、探っているからこそ、

声色一つで、目に見えないを理解できる
唯一無二のお母さんになれるのだと思います。

腕の中で泣く我が子は今だけ

怪我をして痛くても泣けなくなったのはいつですか?

わんわん声をあげて泣きたいのに泣けないなんて時ないですか?

私たちがそうなったように、子供たちもそうなる日がきます。

あと、何年ママの腕で泣いてくれるのでしょうか?
ママがどれだけ

頭を撫でてあげても、

抱いてあげても、

手を握ってあげても、

それだけじゃ満たされない日がくるのです。

ママに隠れて泣く日があるかもしれません。
泣きたくても泣けない時があるかもしれません。

それならせめて、今はとことん泣いておきなさいと。
今だけはとことん気のすむまで付き合わせて。

と、そう思うのです。

メンタルが崩壊しそうになった時、
そう考えては、今だけだ。と冷静になるようにしています。

私を救ってくれた、ある言葉

これは、保健士さんが言ってくれた言葉です。

「この子達は欲張りな子だね~
こんなにママの愛情もらってるのに。

きっとこの子達の方がママを大好きな気持ちが大きいんだね。」

ハッとしました。

『どうしてママを困らせるの。』
『何が気に食わないの。』
『どうしろっていうの。』

思いつめたときに出てくる感情です。
慰めの言葉は沢山もらえますが 、
そんな捉え方があったんだと 私の心を軽くしてくれた凄く凄く温かい言葉でした。

もう限界だと子供に手がでそうになった時は

もし子供を床に叩きつけたくなるぐらい
精神がすり減ってしまった時は、
子供をスッとベッドに起き、家を飛び出してください。
(鍵は...鍵だけはしめてください)

一瞬でいいんです。
泣きながらでも、叫びながらでも、走っても、歩いても
周りなんて気にせず外の空気を一度吸ってください。

最悪なことになるぐらいなら
家の中で一瞬だけ目を離してしまいましょう。

大丈夫です。死にません。

自分を責める必要もありません。

家に戻った時は、お茶なりコーヒーなり。
急いで飲まず、ゆっくりと飲んで

また優しいお母さんで抱っこしてあげましょう。

子供の明日の笑顔を想像してください。

唯一無二のお母さんになる最中のあなた

出口の見えない長いトンネルを歩いている最中のお母さん。
怖いですよね。真っ暗なトンネルでした。
私も怖くて怖くて毎日泣いていました。

ですが間違いなく、出口はあるのです。
その道を通ったからこそ得られるものがあるんです。

泣いてどうしようもない時期は
赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても、
決して、悪い時期ではないのです。
無駄な時期ではないのです。

今、我が子が一生懸命泣いているのは、

絶対的な信頼のおけるお母さんになる為の

そんなお母さんになれるのか、

試しているのです。

一生懸命泣かせてあげてください。
悩んでください。
考えてあげてください。
一緒に泣いてください。

ゴールの見えない道はとってもとっても疲れます。
たまにではなく、しっかりしっかり休んでください。
子供の心がしっかり見れるように必要なことです。

そして、唯一無二のエスパーお母さんになって
今日という大変だった日のことを、
大人になり、なかなか泣けなくなった子供にお話ししてあげましょう(^^)/