双子の母による綺麗事育児

子供嫌いが授かったのは一卵性の双子。子供めっちゃ可愛いやん!育児めっちゃ楽しいやん! な everyday everynight を弾き語っていく(弾きはしない)ブログ

育児が辛い、もうやめたい ? 頑張る育児から楽しむ育児へ

こんにちはすのこです。

今日は遠くに住んでいる友人から無事出産したとの報告がありました。

新しい命の誕生というのは、たとえ立ち会えなくても感動します。
そして自分のことのように嬉しく、まるで自分がその子の母親になったかのような
母性が溢れ出てきます。(笑)

ですが、そんな幸せでいっぱいになるこの今の瞬間を忘れてしまうぐらい
大変な育児に追われていくんですよね。
幸せの横にある孤独感。そして蓄積されていく疲労。
一つも笑うことなく終える一日。

『あれ?育児ってつらいものだったかな...』

と。思ってしまう日があるのです。

あなたもその一人ではないでしょうか?

大なり小なり、誰もが通る道だと思います。
皆、初めは手探りなんです。
手探りで先の見えないトンネルを歩んでいくのです。

私も同じくその道を通り、そして振り返っている今、
なんと偉そうにと思うかもしれませんが、あなたの灯りになればと思っているのです。( ´∀` )

今、あなたは何をされているのでしょうか?
少しだけ手を止めて、コーヒー片手にでも見ていただけたらと思います。

赤ちゃんが見ているものとは

新生児の赤ちゃんの視力は0.01~0.02程だそうです。
お母さんの表情も色別もわかっていません。

そして目が見えてくるようになっても言葉は通じません。
そんな赤ちゃんは生まれたときから何を見ているのか、何を感じ取っているのか。

私はだと思うのです。

親子が繋がり合っているものはだと思うのです。

ほんの少しの不安や、ほんの少しのイライラはすぐに赤ちゃんに伝わっているのです。

そんなを見てしまうと泣き止むものも泣き止みません。
当たり前です。大人も同じではないですか?

イライラしている人を見ると移ってしまいませんか?
自分もイライラする...とまではいかなくてもいい気持ちにはなりませんよね。

目の前にいる子供も私たちと同じように、私たちよりも、
感情を受け取り、その感情に左右されるのです。

最初は全て私たち親から望んだこと

思い出してみてください。

早く出てきてくれと1番最初に願ったのは誰ですか?

泣いてくれと1番最初に願ったのは誰ですか?

ふにゃふにゃと泣く我が子が愛おしいと抱き上げたのは誰ですか?

元気ならばそれでいいと、

五体満足に生まれてきてくれた子供を抱きよかったと

涙を流したのは間違いなく親の私たちなんです。

それを、今さら耳に響くから泣かないでなんて都合のいい話なんです。

全て最初は私たち親から望んだことなのです。

子供を泣かせる育児

あなたは自分の中で泣かせてはいけないルールを勝手に作っていませんか?
いかに早く泣き止ませるかという戦いをしていませんか?

泣くのが正常なのです。泣くのがお仕事なのです。

そうわかっていても泣き声を聞くと反射的に反応してしまいますよね。
しょうがないです。だって親だもの。

ですが、あなたが少しだけ泣かせることに慣れてください。

区切りをつけて諦めることに慣れてください。

赤ちゃんを泣かせる自分を許してあげてください。

あなたがイライラしてしまう前に、あなたのイライラを赤ちゃんに伝えない為に。

あなたと赤ちゃんの為に。

泣かせることに慣れてください。

お母さんを休憩する時間

子供が産まれてからというもの、四六時中付きっきりで自分一人の時間という
ものが全くと言っていい程なくなりますよね。

ただでさえ疲弊しきっている中、自分の中の限界の止めを刺すのは
だいたい子供の泣き声だと思います。
(上のお子さんがおられる方なら、イタズラやほかの原因も相まってしまうかもしれませんね。)

そんな時は、一旦何もかも止めてください。

部屋がどれだけ散らばっていようと、子供がどれだけ泣いていようと
頭の思考を停止させてください。

そして、自分一人の空間を作ってゆっくりコーヒーでも飲んでみてください。
後で落ち着いたら食べようかななんて思って残してあったデザートを食べてください。
後でゆっくり返そうかなと思っていた友人からの連絡に
「子供が全然泣きやまないんだけどマジ卍」なんて返事してみてください。

一旦育児を中断しましょう。

一日とは言っていません。
一旦です。

いいじゃないですか。
そんな事で子供は死にません。

少し自分を休めてあげてください。
その間、自分だけの為に時間を使ってあげてください。
自分の為の時間に集中してください。

そして少し休めたなと思ったらまた再開すればいいのです。

頑張ることには限界がある

出産前には想像もできなかった怒涛の育児。

『頑張らなくちゃ!!!』
そう思っていませんか?

頑張って育児をしていませんか?

頑張ることには限界があります。

じゃあ、どうやって育児をすればいいのか?

楽しめばいいのです。
楽しむことに限界はありません。

『そんなん言ったって楽しめないから辛いんだろ!!』
そう思った方。

楽しむ為には、楽しい時間を作ればいいのです。
楽しむ為の時間の作り方は書いてきたとおりです。

いかに、諦めれる自分になれるかです。
諦める自分を許せるかです。

限界だと、もう辛いと、あなたの心が泣いてしまう前に。

あなたの心の余裕が

“育児は楽しい“に繋がるのです。

頑張って育児をするのか、育児を楽しむのか。

あなたの気持ち一つなのです。

目の前にいる奇跡が重なった我が子

検診の時、当たり前のようにエコーで子供の姿が見えました。
鼓動が確認できました。

でも違うんです。

どれぐらい大きくなったかなといる前提で行っていますが
大きくなっていること自体がもう奇跡なのです。

沢山の奇跡を繋げて私たちの腕の中に来てくれたのです。

それは今も変わらないのです。
それは私たち親も変わらないのです。

無数の奇跡によって私たちが親子で、今、ここにいられるのです。

私は大事な人の明日がくるのか毎日考えていた人間です。

明日のお昼ご飯は目を覚ましてくれるだろうか。
明日は温かな肌に触れられるのだろうか。
そんな心細く、悲しく、辛い夜を、何か月も過ごしました。

だからわかるんです。

目の前の我が子の体温が、 ミルクが口から飲めていることが、
目を開け私を見てくれることが、
耳で私の声を聴いていることが、
手が、足が、動いていることが、
笑っていることが、

そして泣いていることがどれだけ愛おしく、尊く、奇跡であることか。

あなたが、私が、子供たちが、当たり前のように送っている毎日は
奇跡でできた毎日なのです。

未来のあなたが想う今日

今日は一生続きません。

もう来なくていい今日かもしれません。
まだ終わってほしくない今日かもしれません。

どちらにせよ、今日という日は未来のあなたが
何度も何度も思い返し、大切に想う記憶になるのは確かです。

そんな今日だということを忘れないでください。

その未来が来た時、目の前にいる我が子に今日という日の思い出を
沢山話してあげましょう。