双子の母による綺麗事育児

子供嫌いが授かったのは一卵性の双子。子供めっちゃ可愛いやん!育児めっちゃ楽しいやん! な everyday everynight を弾き語っていく(弾きはしない)ブログ

後追いはいつからいつまで? 後追いはカウントダウン

こんにちはすのこちゃんです。

先日同級生ママの友達と久々に会ったのですが、その子供の後追いが始まっていました。
友達の子供と双子達とは半年差があります。
うちの子はというと、もうほぼ後追いをしなくなっていることに気付きました。

少し寂しい気がして...そして、友達が羨ましく思いました。

私の双子の後追いが始まったのは、生後8ヶ月頃です。
私の姿が見えなくなり、初めて泣いて追いかけてきてくれたあの日のことは
一生忘れられない記憶です。

そんな後追いがなくなってきたことに気付いた今日。
どうだったのかと聞かれると、心の底から!!声を大にして!!言いたいです!!

「やっぱり後追い最高ー!!最後まで可愛かった!!!」

世のお母さんたちは後追いに嫌気がさし、悩まれたり、大変な思いをされている方も
沢山いるのではないかと思います。
私も大変じゃなかったと言えば嘘になります。
人並みに大変でしたし、何も手につかない日も沢山ありました。

少し記憶が綺麗に加工されている部分もあるかと思いますが、
それでも毎日、後追いをして泣きじゃくる双子を見て幸せだなと感じていたことは確かです。

どうして私がこんな呑気に後追いの時期を過ごすことができたのか、
今現在、後追いで悩まされている方。これから後追いが始まる子供を持つママたちへ
少しでもお役に立てればと思って書いていきたいと思います( ˘ω˘ )

後追いをする理由

後追いをする理由は、

目が見えるようになってきて他のもの、他の人との区別がつくようになった。
母親が特別な存在だと認識できるようになり知能の発達や成長の証。

この理由だけ聞くとすんごく愛おしいと思いませんか?
ですが、毎日四六時中離れては泣かれてを繰り返していると
愛おしい~なんて言ってられないのが現実だと思います。

私も含め、きっとっみんなが思っているでしょう。
人間もキャパというものがあるのでそれを超えると余裕もなくなってくるのが当然です。

まだ我が家の双子は完璧に後追いが終わったわけではありませんが、
終盤にさしかかっている後追いを振り返ってみると本当に可愛くて特別な時間でした。

なかなか自分の時間が取れず、イライラしてしまうことも度々ありましたが...

後追いをする期間

だいたいハイハイが活発になる8、9ヶ月頃からだと言われています。
早い子で、6ヶ月頃かか人見知りと同時に後追いが始まる子もいるそうです。
(私の友人の子供は6ヶ月から後追いが始まりました。)

1歳を過ぎたあたりから落ち着いてきて1歳半頃には終わるそうです。

どうですか? 『長すぎ!!まだ続くの( ;∀;)』と落胆しましたか?
それとも、『案外短いじゃん!!』と思われましたか?

その気持ち次第で、これからの後追いを楽しく過ごせるか、
イライラしながら最後まで過ごしてしまうのか、変わってくると思うのです。

後追いで変化する生活

産後から1ヶ月ろくに外に出ることもできず、天気がよくても家にいなければならない日。
深夜、誰とも喋ることなく薄暗い部屋の中で授乳をする時は、
世間に置いて行かれたような孤独感で理由もなく涙が出たことがありました。

いつも幸せの隣に孤独感があるのです。
そして初めて私の後を追いかけ、足元にしがみつき見上げてきた泣き顔を見た日。

“母親” “特別な人”

初めて子供が私をそう認識してくれたのだと思いました。

初めて子供が自分の意思で私の元に来てくれました。

「母親認定」
を初めて貰えた日なのです。

その時に気付いたのです。
得体のしれない孤独感は『子供の為の生活』だったからなのだと。

『子供の為にする生活』
から
『子供と共にする生活』

に変わったのです。

後追いで得るもの

後追いは後にも先にも今しかありません。
それは、唯一子供が母の背中を追いかけている瞬間なのです。

後追いが終わった後は、子供たちは私たちの前を歩き始めます。
勿論、長い人生ですから危険を回避しようと少し先回りすることや、
子供たちの道しるべになるべく先を歩く瞬間はあると思います。

ですが後追いが終わってから子供たちが成人するまでの十何年という時間は
子供たちの後ろを歩くのです。
見守りながら時には、その背中を押してあげながら。

子供たちは今、母である私たちのことを信じてついていこうといています。
特別なんだよ。と
どこにもいかないでね。と

安心させてあげてください。
充分に追いかけさせてあげてください。

今、築こうとしている信頼関係は子供たちが、私たち親の前を歩くようになった時
子供たちの、そして私たち親の味方になってくれると思うのです。

次に後ろを追いかけていくのは私たちです。

後追いはカウントダウン

今までお話したことは自分にも言い聞かせていることです。
それでも毎日四六時中の後追いは、可愛いと思っていた1時間後には憎たらしくなっていたりします。

『もう後追いなんてうんざりだ!』

そんな気持ちがすのこの心を占領しようとしている時、冷静になって思い出すことがあります。

初めて寝返りをした時の嬉しさ、そして寂しい気持ち。
成長を感じる度に、嬉しくも寂しいのが親だと思います。

あっという間に成長したなと。
これから先も長いように見える道のりはあっという間なんだろうなと。

『いつになったら後追いは終わるのだろう。』

余裕のない時の気持ち。 でも違うんです。
後追いが終わるカウントダウンは始まっているんです。

子供たちが自分の足で歩けるようになり、私たちの手を離し1人で
前を歩くようになるまで、もうすぐなのです。

そのことを思い出し、今しかない、今日しかない、明日にはないかもしれない瞬間を
愛おしい後追いをしっかり心に記憶に焼き付けておこうと思うのです。

後追い期の家事

少し離れるだけで泣きます。後を追ってきます。
四六時中構っていると何もできません。
私も後追いが始まったばかりの頃はそうでした。

家事をしたいのにできない。
泣き声(正確には泣き叫ぶ)を聞きながらしても落ち着かない。

そんなときは

しないのです!!!

家事も全て投げて構ってあげてください!!
中途半端に構いながら家事をすると全く進みませんし、次にしたいことが
気になって、心の一部が子供にないことを子供も見透かしています。

なので、そんなときは全てを諦めて子供と全力で遊んでください。

そしてあなたが

『もう!!充分に遊んだぞ!!』

と思ったら今度は子供の後追い眺めながら全力で家事をしましょう。
そのうち泣き声にも慣れてきます。

いいんです。沢山構って沢山泣かせましょう!!

後追いを楽しく過ごせるためには

結論から言うと気持ち次第です。

『はい?もっと具体的で実践的なことを教えろーーー!!』

と思った方、ごめんなさい...
本当に気持ち一つだと思うのです。

検索をすれば後追いの対処法は沢山でてきます。
だからと言って楽になるわけでもなく、実践法を『やらなければいけない !』
と思う気持ちがまた自分自身を縛り付け、苦しくなってきます。(私がそのタイプです)

なので根本的な気持ちを変えることで楽に、楽しく過ごせるのではないかと思うのです。

苦戦してうんざりきているかもしれない後追い真っただ中にいる“今”は、
未来のあなたが愛おしかったなと思う“今”なんです。

子供から初めて母だと認めてもらえたのです。

沢山後追いしてもらいましょう!! 沢山抱きしめてあげましょう!! 家事は投げて諦めましょう!!

そして全力で今日も楽しみましょう!!