双子の母による綺麗事育児

子供嫌いが授かったのは一卵性の双子。子供めっちゃ可愛いやん!育児めっちゃ楽しいやん! な everyday everynight を弾き語っていく(弾きはしない)ブログ

怒ると叱るの違いとは? 怒ることは悪くない

こんにちはすのこちゃんです。

最近の娘たちはハロウィンに関係なく、お菓子をあげてもあげなくても いたずら三昧でイキイキとしておりますが、
母のすのこちゃんは終わらない片付けに余裕をなくしイライラばばあになっております。
「こらー!」「だめー!」「やめてー!」
の言葉だけで一日を終えようとしています。

世界で一番愛おしい寝顔を見て、 明日の可愛い我が子の笑顔の為に一日を反省しているところです。

同じく怒って(叱って)ばかりいる世のお母さん達。
今日もお疲れさまでした。
怒る(叱る)ことにもエネルギーと精神を削らされますよね。

最近では叱らない育児というのがありますが、
十人十色、お母さんも人間です。様々な育児の仕方があります。
私は叱らない育児も、叱る育児も両方あっていいと思うのです。
私は後者で、叱る育児派です。

子供たちが寝た後「沢山怒ってごめんね。」
と謝っていませんか? 罪悪感を感じていませんか? 自分自身を責めていませんか?

子供はそんな私たちの姿を求めているのでしょうか?
明日の子供たちの笑顔と、私たち母親の笑顔の為に、
少しでもお役に立てればと思いますのでゆっくり読んでみてください。

怒ると叱るの違い

よくこの違いにいついて色々書かれていますよね。

簡単に言えば

怒る ... 感情的に。自分の為の行為。

 【怒るときの例】   化粧ポーチの中身を荒らさせる → 「やめてよ!どうしてそんなことするの!」
                  わがままを言って愚図るとき → 「なんでわからないの!ダメ!言うことを聞きなさい!」  

叱る ... 理性的に。相手の為の行為。

 【叱るときの例】   人に物を投げた → 「当たると痛いよね?悲しい気持ちになるよね?だめだよ。」
                  約束をやぶった時 → 「どうして守れなかったの?」

といった感じです...かね?(私の思う怒ると叱るの違いです。)

上手なしつけをするのであればロボットに任せていいはずです。
ロボットにしつけをさせて子供はいい子に育つのでしょうか?

そうではないと思うのです。

私たち母親も感情のある人間です。
そして子供たちがこれから社会にでて関わりあっていくのもまた人間なのです。

叱ることはもちろん一番大事ですが、 怒ることがあってもいいと私は思います。

どうして怒ってしまうのか

どのお母さんも、あなたも、好きで怒っているわけではないですよね。
できれば怒りたくないというのが本音のはずです。

子供って不思議で時間がない時や構ってあげれない時に限って何かやらかしてくれます。
外に出たとたん言うことを聞かなくなる...
そんなときはママも気持ちに余裕がないのです 余裕がないのでついつい感情で怒ってしまいがちですよね。

これは、専業主婦だろうと働くママも一緒です。

その余裕とはなんなのでしょうか。
気持ちです。精神です。 気持ちの持ち方一つで変わってくると私は思っています。

その怒ることがダメだと思う気持ちが余計に気持ちの余裕をなくし
悪循環に繋がっているんじゃないかなと思います。

怒ることは悪くない

叱ることと怒ることの違いについてはわかっていると思うのですが、
じゃあ実際に叱ることだけを徹底してできるのかといわれると難しいです。

集団生活をする中で怒りをかってしまうことはあると思います。
それが故意的でなかったとしてもです。
もちろんしてはいけないこと、言ってはいけないことをその場で
学べるようになるでしょう。

家庭でも一緒です。親子といえども、子供が小さいといえども、
腹が立つことはあります。 されると嫌なことを家庭では感情で訴えてはいけないのはどうしてでしょう。

愛情のある怒りは親である私たちから子供へしか渡せないのです。
絶対的な信頼があるからこそ怒りが素直にぶつけられるのです。

空気を読むことも大事です。
時には人の顔色をうかがわないといけません。

ですが家族と一緒にいるときは、母親である私と話すときは、
素直な感情でぶつかり合いたいと思っています。 子供にももちろん感情はあるのだから
子供の喜怒哀楽を共有し、引き出し、色んな表情を見せてくれる子に
なってほしいと思うのです。

素直なままに感情をぶつけ合ってもいいじゃないですか。
だって親子なんですから。

怒ると同時に褒めてあげる

大きくなるにつれて怒ることも増えていきます。
でも忘れないでください。
今、目の前に元気に生きてくれているから抱ける感情なのです。
成長してくれているから抱ける感情だということを。

泣くことしかできなかったふにゃふにゃな小さな時期。
できなかったことができるようになったあの日。

思い出してみてください。

嬉しくてどこか寂しくて、一緒に喜び合ったあの日を。

今できていることは、少し前までできていなかったことです。
当たり前にできるようになった成長を褒めてあげてください。

小さなことでいいんです。

上手に歩けるようになったこと。

上手にしゃべれるようになったこと。

上手に食べられるようになったこと。

上手に投げられるようになったこと。

上手に蹴られるようになったこと。

あげだせばキリがない程でてくるはずです。
その小さな成長をもう一度褒めてあげてください。

“成長” できているから私たち母親は “怒る” “叱る” ということができるんです。

なので、“怒る” と “褒める” はセットにしましょう。

怒る(叱る)うえで大事なこと。

今、目の前にいる我が子が愛おしいですか?
何にも代えられない大事な存在ですか?

その気持ちは充分に子供に伝わっていますか?
しっかり言葉と肌で伝えていますか?

“愛おしい” “大事”という愛の気持ちが充分に伝わっているかどうかです。

子供の心が愛で満たされていて、初めて “怒る” “叱る” という行為に意味がでてきます。

心で繋がっていなければ、子供が愛情を満足に受け取れていなければ、
愛のある怒りも、叱りもただの暴力になります。

この事を大前提に怒る(叱る)際に気を付けたいことです。

1.怒る(叱る)加減

感情の大きさ(怒りの大きさ)や、声の大きさで伝わるものではありません。
私たち大人は目に見える感情の大きさを計り、理解することができますが、
子供はそうではないと思います。

というのは、子供の時に怒鳴られたり、頭ごなしに怒られた時の感情は
“悪かったな”という感情よりも先に

『怖い』『うるさい』『だるい』←(だんだんやさぐれる)

という感情があったからです。

怒りをぶつけるにしても、相手は子供だということを忘れないでください。

2.怒る(叱る)時間はできるだけ短く

だらだら怒る、叱るのはなしです。
だいたい何か物事を強く訴えたいとき、言い方は変わっても同じ話を繰り返します。

子供の集中力なんて知れています。ましてや面白くもなんともない話を
ずっと真面目に全て聞いているわけがないんです。

なので言いたいことは簡潔に。
怒る(叱る)時間はできるだけ短くしてください。
その後は、話し合いです。 話がきちんと頭に入っているか、どうして怒られた(叱られた)のか。どうして悪いことだったのか。
子供の口から聞きます。

わからないのであれば一緒に考えてあげましょう。
答えがでるまでじっと待ちましょう。

きっと頭でわかったとしても繰り返します。
それでも子供自身の頭で考えさせ、言葉に出すことで次第にわかっていきます。

3.怒る(叱る)ときの目線は子供に合わせる

子供と話をするときは必ず同じ目線になってあげてください。 威圧感を武器にしないでください。

親だからといって何も偉いことはないんです。
育てているのも、してあげるのも、親なんだから当たり前です。

一人の人間と対等に話してください。

この3つを守って私は怒って(叱って)います。

まとめ

『怒ることはダメなこと』

そんな風潮というか、自分自身が強く思っているから余計に深く考えて悩むのだと思います。
そりゃ怒らずに日々を過ごせるならそれに越したことはないですけどね。

私は母に厳しく育てられました。ですがそこには大きな大きな愛情がありました。
母が私と対等の立場で喋ってくれて、そして怒ってくれて、感情をぶつかり合ってきたからこそ 幼少期から今まで何事も包み隠さず全てのことを母に話せていたのだと思います。

怒ることも立派な育児であると思うのです。

どうか怒る自分自身を責めないであげてください。
そしてこの記事を最後まで読んでくれたあなた。

目の前にいるお子さんを抱きしめてあげてください。
今日も全力で愛を伝えてあげてください。

そして出来ることが当たり前になった今。
もう一度泣くことしかできなかったふにゃふにゃな時の我が子を
思い出してみてください。

今、できていることは何も当たり前なんかじゃないんです。
子供の健やかな大きな大きな成長を感謝してみてください。

1日の始まりと終わりは必ず笑顔で。
これだけは欠かさず明日からまた笑顔に楽しい育児をしていきましょう(^^♪